NEWS(11/07/12 18:00)

TwitterやFacebookのアカウントで同じサイトにいる人とチャットできる“Cheerz”

画面下部に現れるユーザーアイコンが顔になった棒人間でチャット

“Cheerz”“Cheerz”

 KLab(株)は12日、TwitterやFacebookのアカウントを使って、同じWebサイトを見ている人同士でチャットができるサービス“Cheerz”を公開した。同サービスを利用するにはWebブラウザーのアドオンが必要で、IEや「Firefox」「Google Chrome」用のアドオンが公開されている。いずれもWindows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在“Cheerz”のWebサイトからダウンロードできる。

 “Cheerz”を利用するには、まず“Cheerz”のWebサイトで[新規会員登録]ボタンを押し、TwitterもしくはFacebookと“Cheerz”の連携を許可する。すると、現在使用中のWebブラウザー向けのアドオンのダウンロードページが表示されるので、ダウンロード・インストールしよう。

 アドオンをインストールしてWebページを開くと、Webページの左端に“Cheerz”のアイコンが表示される。このアイコンをクリックしてログインすれば、ユーザーアイコンが顔になった棒人間が画面下部に現れ、同じWebサイトを見ている人とチャットができるようになる。

 自分の棒人間をクリックするとフキダシが表示され、同じWebサイトを見ている人に対して話しかけることが可能。また、ほかの人の棒人間をクリックすると表示されるポップアップからはその人のTwitterやFacebookのページを開けるほか、その人へ“スマイル”を送ることが可能。“スマイル”は同じ人に1日1回しか送れず、“スマイル”を送られるとその数が棒人間の横に現れる星型アイコンに表示される。

 自分の棒人間は、ドラッグで左右へ歩かせることが可能で、その動きは同じWebサイトを見ている人のWebブラウザー上でもリアルタイムで再現される。さらに、フキダシに“/jump”と入力することで棒人間をジャンプさせたり、“/bye”と入力することで手を振らせることも可能。また、ほかの人の棒人間をドラッグで動かすこともできるが、その動きはほかの人のWebブラウザー上では反映されない。

ほかの人の棒人間をクリックすると表示されるポップアップほかの人の棒人間をクリックすると表示されるポップアップ

棒人間に手を振らせることも可能棒人間に手を振らせることも可能

掲示板型のアイコンからWebページの評価とコメントを投稿・閲覧可能掲示板型のアイコンからWebページの評価とコメントを投稿・閲覧可能

 また、棒人間と一緒に表示される掲示板型のアイコンをクリックすると、現在閲覧しているWebページの評価とコメントを投稿・閲覧することが可能。評価はそのWebページがいいと思った際につける“Cheer”とその逆の場合につける“Zreech”が用意されており、そのWebページにつけられた“Cheer”と“Zreech”の数は掲示板型アイコン上で確認できる。さらに、コメントを投稿した際はそのWebページのURLとコメントなどをTwitterやFacebookへ投稿することも可能で、Twitterなどに投稿されたURLを「Firefox」「Google Chrome」で開くと、ゲストユーザーとしてアドオンなしで“Cheerz”のチャットが利用できる。

(長谷川 正太郎)