NEWS（12/04/09　12:20）

　米Google Inc.は5日（現地時間）、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の安定版およびベータ版v18.0.1025.151を公開した。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Mac OS X版やLinux版および「Chrome Frame」についても、それぞれ最新版が用意されている。

　本バージョンでは、アプリケーションが不正終了する問題、統合型チップセットの内蔵グラフィックスと外付けグラフィックカードを連携させる技術“Hybrid Graphics”を利用した環境で画面が暗転する問題、CSSが“content”タグに適用されない問題、ポップアップが正しい場所に表示されない問題など、合わせて10件の不具合が修正された。

　そのほか、12件の脆弱性も修正されている。脆弱性の深刻度の内訳は、4段階中上から2番目の“High”が7件、3番目の“Medium”が4件、4番目の“Low”が1件。

　また、同様の修正が施された最新ベータ版v18.0.1025.151も同日公開されている。