NEWS（12/04/13　18:01）

　Splitmedialabs, Ltd.は12日、ライブ放送配信ソフト「XSplit Broadcaster」の正式版を公開した。

　本ソフトはこれまでベータ版として無償提供されていたが、同時にライセンスの販売も行なってきた。これまでの価格は一般向けの“Personal License”が2年間のライセンスで39米ドル、商用利用可能な“Premium License”が同じく2年間のライセンスで米59ドルだったが、正式版からの価格は“Personal License”が3カ月14.95米ドルなど、“Premium License”が3カ月24.95米ドルなどとなっている。また、無償の“FREE TRIAL”版も公開されているが、多くの機能制限が設けられている。

　「XSplit Broadcaster」は、高機能なライブ放送配信ソフト。デスクトップの映像やWebカメラの映像を取り込み、それらをピクチャーインピクチャーで表示することも可能。また配信時には、ステレオミキサーのない環境でも、パソコンの音声とマイクの音声をミックスして配信できる。“ニコニコ生放送”や“USTREAM”など多くのライブ放送配信サービスに対応し、複数のサービスへ同時配信することも可能。

　なお、今年2月にニワンゴが公開したニコニコ生放送の公式配信ソフト「Niconico Live Encoder」は、「XSplit」のエンジンをベースに開発されている。