NEWS(12/10/02 16:15)
ワープロに文書比較機能を追加した「KINGSOFT Office 2012 Standard」v8.1.0.3373
2つの文書を左右に並べて表示し、スクロールを同期可能
キングソフト(株)は2日、「Microsoft Office」と高い互換性をもつ低価格なオフィス統合環境「KINGSOFT Office 2012 Standard」の最新版v8.1.0.3373を公開した。最新版の主な変更点は、ワープロソフト「Kingsoft Writer」に2つの文書を並べて比較できる機能を追加したこと。
文書の比較機能を利用すると2つの文書を左右に並べて表示するほか、スクロールを同期することで2つの文書の同じ部分を表示することが可能。文書比較機能を利用するには2つの文書ファイルを開いた状態で[表示]リボンの[並べて比較]ボタンを押せばよい。
また、表計算ソフト「Kingsoft Spreadsheets」では、シートの中でほかのファイルのデータを参照している場合に、参照元の変更内容を反映するかどうかなどを設定できる“リンク編集”機能が追加された。“リンク編集”は[数式]リボンの[リンク編集]ボタンから呼び出せ、参照の解除や参照するファイルの変更のほか、ファイルを開いた際に参照元のファイルに変更があった場合、内容を更新するかなどを設定できる。
そのほか、全体的な変更点として、ボタンの上にマウスカーソルを重ねた際にツールチップでボタン名と簡単な説明を表示できるようになった。また、タブバーの左側にある“クイックメニュー”に表示するボタンの表示・非表示を個別にON/OFFすることが可能になっている。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7および64bit版のVista/7に対応する4,980円(税込み)などのシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- キングソフト(株)
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 4,980円(税込み)など
- 【バージョン】
- 8.1.0.3373(12/10/02)