NEWS(12/11/05 15:23)
Microsoft、「Python Tools for Visual Studio」v1.5を正式公開
「Python 3.3」「Visual Studio 2012」へ対応、“Windows Azure”サポートも強化
米Microsoft Corporationは10月31日(現地時間)、オープンソースで開発されている「Visual Studio」用のプラグイン「Python Tools for Visual Studio(PTVS)」の最新版v1.5を正式公開した。現在、“Codeplex”のプロジェクトページから無償でダウンロードできる。
「PTVS」は、「Visual Studio」にスクリプト言語“Python”のサポートを追加するプラグイン。“CPython”や“IronPython”といった処理系に対応しており、コード補完機能“IntelliSense”をはじめとする強力な「Visual Studio」のコーディング支援機能を利用して、“Python”を利用したプログラミングが楽しめるようになる。
「PTVS」v1.5では「Python 3.3」へ対応したほか、「Visual Studio 2012」向けのパッケージが新たに追加された。また、“Python”でKinectセンサーを操作するためのライブラリ「PyKinect」が「Kinect for Windows SDK 1.5」に対応。“REPL”を利用したライブデバッグや、「Parallel Stack」「Parallel Watch」を利用した並列処理のデバッグ・監視もサポートされている。
さらに、Webアプリケーションフレーム“Django”のプロジェクトが作成可能になった。「Windows Azure SDK for Python」にも対応しており、作成したWebアプリケーションを“Windows Azure”へ公開することもできる。
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.5(12/10/31)