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「Microsoft Outlook」の「iCloud」対応が改善、「OAuth 2.0」認証へ対応

アプリ固有のパスワードを発行する処理は不要に

「Microsoft Outlook」アプリの「iCloud」対応が改善、「OAuth 2.0」認証へ対応

 米Microsoftは10月31日(現地時間)、「Microsoft Outlook」アプリの「iCloud」対応を改善したと発表した。以前はあらかじめ「iCloud」でアプリ固有のパスワードを発行し、それを「Outlook」に入力する必要があったが、「OAuth 2.0」認証へ対応したことで不要となった。これからは「Outlook」から「Apple アカウント」へサインインするだけで「iCloud」のメール、カレンダー、連絡先の同期が完了する。

「Outlook」から「Apple アカウント」へサインインするだけで「iCloud」のメール、カレンダー、連絡先の同期が完了

 この改善は、以下のバージョンで利用可能。

 すでに「Outlook」で「iCloud」を設定済みの場合も、今後数カ月以内に「OAuth 2.0」による再認証が必要となる。

 なお、この機能は古い「Outlook for Windows」ではサポートされない。同社は新しいバージョンへの移行を推奨している。