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江戸時代から続く年賀状の歴史をひも解く『絵葉書と資料でたどる年賀状の歴史』が発売

大名の年賀状や牧野富太郎の写真年賀状などほかでは見られない貴重な葉書を豊富に掲載

『絵葉書と資料でたどる年賀状の歴史』

 (株)インプレスは10月31日、インプレス NextPublishingより『絵葉書と資料でたどる年賀状の歴史』(高尾 均著)を発売した。紙書籍版の販売価格は4,180円、電子書籍版の販売価格は3,300円。

 年賀状にビジネスとして関わり、かつ日本有数の年賀葉書のコレクターでもある著者が、年賀状の歴史についてまとめた珠玉の一冊です。江戸、明治、大正、昭和と続く年賀状の移り変わりを、貴重なコレクションとともに解説しています。江戸時代の大名の年賀状、明治時代の干支の絵が入り始めた頃の年賀状、大正時代の子ども年賀状、昭和に入ってからの牧野富太郎の写真年賀状、海外からの年賀状など、ほかでは見られない貴重な葉書が豊富に掲載されています。

 「年賀状じまい」が叫ばれる中、年賀状はいつまでも残したい日本の文化です。100年以上続いたその歴史の流れをまとめた、年賀状ファンなら絶対に持っておきたい本と言えます。

目次

  • はじめに
  • 第1章 江戸・明治の年賀状 官製葉書の時代(~明治33年)
  • 第2章 私製葉書誕生から絵葉書ブームまで(明治34年~39年)
  • 第3章 年賀葉書が最も美しかった時代(明治40年~45年)
  • 第4章 大正時代 子ども年賀状
  • 第5章 昭和(戦前) 年賀状 それは趣味か芸術か
  • 第6章 海外の年賀状
  • 第7章 年賀状 人物誌
  • おわりに