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「Google Chrome 142」の開発者ツールは新要素満載、「Gemini」コード提案、MCP強化、AIデバッグ
ドロワーを横並びにするといった、ちょっとした改善も
2025年11月4日 16:41
米国時間10月28日にリリースされた「Google Chrome 142」のデベロッパーツール(DevTools)では、「Google Developer Program」(GDP)統合以外にもさまざまな改善が行われているとのこと。
「Gemini」からのコード提案
ユーザーが入力したコードをもとに、AIがその続きを提案する機能が[コンソール]パネルと[ソース]パネルで利用できるようになった。
ただし、この機能を利用するには「DevTools」の表示言語を英語へ切り替え、[AI Innovations]設定ページで有効化する必要がある。
MCPサーバー機能の強化
プレビュー導入の「MCP」(Model Context Protocol)サーバー機能が、v0.9.0にアップデートされた(プレビューの開始当初はv0.2.1)。
- 「Node.js」サポートを「Node.js 20」にまで拡大
- ネットワーク要求とコンソールメッセージをページ分割して、トークンを保存し、 要求タイプ(スクリプト、スタイルシート、画像など)に基づいてフィルタリング
- スクリーンショットを指定したパスへ、さまざまな形式で出力できるように
- 構成可能なツールカテゴリー
- MCPで利用する「Chrome」インスタンスに引数を渡せるように
AIでデバッグ
右クリックメニューの[AI に質問する]は[AI でデバッグ]に。また、「DevTools」右上隅のAIボタンをクリックすれば、どこからでも[AI アシスタンス]パネルを開ける。
なお、AIボタンはUI設定が日本語になっていると表示されないようだ。





















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