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「Google Chrome」に5件の脆弱性、WebGPUやV8、オムニバー(アドレスバー)などで
Windows環境ではv142.0.7444.134/.135が展開中
2025年11月6日 10:47
米Googleは11月5日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)チャネルをアップデートした。現在、Windows環境にはv142.0.7444.134/.135が、Mac環境にはv142.0.7444.135が、Linux環境にはv142.0.7444.134が展開中だ。
本リリースは、原則毎週実施されているセキュリティアップデート。今回は以下の5件の脆弱性が修正された。
- CVE-2025-12725:Out of bounds write in WebGPU(High)
- CVE-2025-12726:Inappropriate implementation in Views(High)
- CVE-2025-12727:Inappropriate implementation in V8(High)
- CVE-2025-12728:Inappropriate implementation in Omnibox(Medium)
- CVE-2025-12729:Inappropriate implementation in Omnibox(Medium)
深刻度の評価は、最大で「High」(4段階中上から2番目)。今のところ悪用の報告はないようだ。
デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。













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