NEWS(12/11/30 14:45)

「foobar2000」公開から10周年、記念プラグイン「Classic User Interface」が公開

初期のユーザーインターフェイスを再現

「Classic User Interface」プラグインを適用した「foobar2000」「Classic User Interface」プラグインを適用した「foobar2000」

現行の「foobar2000」現行の「foobar2000」

 音楽プレイヤー「foobar2000」の10周年を記念して、同ソフトの初期のユーザーインターフェイスを再現したプラグイン「Classic User Interface」が、29日に公開された。現在、同ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 「foobar2000」は、Windows向けに開発された無償のメディアプレイヤー。Nullsoft社で「Winamp」の開発に従事していたPeter Pawlowski氏が、2002年に同社を退職して開発を始めた。徹底したコンポーネント化が図られているのが特長で、対応するサウンド形式やユーザーインターフェイス、キーボードショートカットなどをプラグインで自由に拡張できる。

 今回公開された「Classic User Interface」は、往年の「foobar2000」を再現するプラグイン。当時からのユーザーにとっては懐かしい。ただし、あくまでも雰囲気を楽しむものであり、一部機能が利用できないなどの制限があるので注意してほしい。

 プラグインをインストールするには、まず「foobar2000」の[File]-[Preference]メニューで設定ダイアログを開く。続いて、“Components”画面にある[Install]ボタンを押して、「Classic User Interface」プラグインを読み込む。あとは「foobar2000」を再起動し、起動時に現れるダイアログで“Classic User Interface”を選択すればよい。設定ダイアログの“Display”画面から、簡単に元のユーザーインターフェイスへ戻すこともできる。

設定ダイアログの“Components”画面からプラグインをインストール設定ダイアログの“Components”画面からプラグインをインストール

設定ダイアログの“Display”画面で元のユーザーインターフェイスへ戻せる設定ダイアログの“Display”画面で元のユーザーインターフェイスへ戻せる

【著作権者】
Peter Pawlowski 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0(12/11/29)

(柳 英俊)