ニュース

Avira、復旧用ブータブルCD「Avira Rescue System」次期バージョンのベータ版を公開

GUIが大きく変更されてWindowsに近い操作感に

「Avira Rescue System」

 独Avira Operations GmbH & Co. KG.は12日(現地時間)、同社の統合セキュリティソフト“Avira AntiVir”シリーズの有償版に含まれる復旧用ブータブルCD「Avira Rescue System」の次期バージョンのベータ版を公開した。無償で利用できるISOファイルで、現在同社のベータ版配布サイトからダウンロードできる。なお、ダウンロードには氏名やメールアドレスを入力してベータテスターに登録する必要がある。

 「Avira Rescue System」は、ブータブルCD/USBメモリとして動作することで、マルウェアに感染してしまったWindowsが起動する前にマルウェアをスキャン・駆除できるソフト。次期バージョンでは、GUIが大きく変更されてWindowsに近い操作感になっている。

 また、マルウェアのスキャン・駆除をウィザード形式で行えるようになった。さらに、レジストリエディタを搭載し、問題のあるレジストリのエントリーを手動で編集することも可能になった。

マルウェアのスキャン・駆除をウィザード形式で行える
レジストリエディタ

 そのほか、リモートコントロールソフト「TeamViewer」を搭載しており、遠隔操作によるサポートを受けながら、マルウェアの駆除作業を行うことが可能。

ソフトウェア情報

「Avira Rescue System」
【著作権者】
Avira Operations GmbH & Co. KG.
【対応OS】
(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
-(12/12/12)

(長谷川 正太郎)