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新レンダリングエンジン“Blink”を搭載した「Google Chrome 28」ベータ版が公開
通知機能が再設計されており、表現力豊かなポップアップ通知が利用できる
(2013/5/24 13:54)
米Google Inc.は23日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新ベータ版v28.0.1500.20を公開した。Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Mac OS X/Linux版および「Chrome Frame」の最新ベータ版も用意されている。
「Google Chrome 28」は、従来の“WebKit”に代わり、レンダリングエンジンとして新たに“Blink”を採用。マルチスレッド化されたHTMLパーサーにより、一般的なHTMLパーサーに比べDOMコンテンツの読み込みが約10%高速化されたほか、解析処理による停止時間の最大が40%削減されたという。
そのほかにも通知機能が再設計されており、アイコンや写真、書式付きテキストなどを活用した表現力豊かなポップアップ通知が利用できるようになった。これらをクリックした場合のアクションも自由に定義可能で、たとえばメールアイコンを押して返信画面を開くといったことが実現できる。また、タスクトレイにある“通知センター”では、過去の通知をチェックすることが可能。一定期間通知をOFFにする“サイレントモード”や、アプリケーションや拡張機能ごとに通知をON/OFFできる機能が設けられているのも便利。
なお、この新しい通知機能は現在Windows版でのみテスト可能。Mac OS X版にも近日中に対応するとのこと。
ソフトウェア情報
- 「Google Chrome」Windows向けベータ版
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 28.0.1500.20 beta-m(13/05/23)