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Adobe、サブスクリプションサービス“Adobe Creative Cloud”をメジャーアップデート
「Photoshop CC」「InDesign CC」「Illustrator CC」などが利用可能に
(2013/6/18 17:31)
米Adobe Systems Incorporatedは18日(日本時間)、サブスクリプション(会費制)サービス“Adobe Creative Cloud(CC)”のメジャーアップデートを実施した。
新しい“Creative Cloud”には、これまで売り切りのパッケージ販売やライセンス販売で提供されてきた“Creative Suite(CS)”製品群が、「Photoshop CC」「InDesign CC」「Illustrator CC」「Dreamweaver CC」「Premiere Pro CC」といった“CC”ブランドとして追加されている。これらの製品は、以降“Creative Cloud”でのみ最新版が提供されるとのこと。
また、「Edge Animate」「Edge Reflow」「Edge Code」といった“Edge”ファミリーのアップデートも、“CC”ブランドとして“Creative Cloud”で提供される。これらの“CC”製品は、専用のクライアントアプリ「Creative Cloud」を利用して簡単にインストール可能。
また、“Creative Cloud”で提供されるクラウドストレージを介し、デスクトップ・モバイル間(Windows/Mac OS X/iOS/Android)で作品を同期・共有することもできる。さらに、オンラインクリエイティブコミュニティ“Behance”と統合されており、作品を公開してフィードバックを得ることも可能だ。
“Creative Cloud”の価格は、個人向けメンバーシップの場合で月額5,000円(年間契約の場合)。CS製品(CS3からCS5.5まで)を利用しているユーザーならば、最初の一年間は月額3,000円で利用できる。また、月額3,000円の学生・教職員向けメンバーシップも用意されている。なお、一部製品およびサービスはユーザー登録のみの無償メンバーシップで利用することも可能。