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Mozilla、「Firefox 22」を正式公開
新しいJavaScriptエンジン“OdinMonkey”により高速化も見込める
(2013/6/26 12:29)
Mozillaは25日、Webブラウザー「Firefox」の最新安定版「Firefox 22」を公開した。今回のアップデートでは、JavaScriptの高速化技術“asm.js”をサポートした新しいエンジン“OdinMonkey”が追加。スクリプト実行速度のさらなる向上が見込める。
また、“Social API”対応サービスを管理するためのユーザーインターフェイスが、アドオンマネージャーに追加された。アドオンマネージャーの[サービス]タブから、インストールしたサービスの管理が行える。
さらに、システムのスケーリング設定に応じたレンダリングに対応。高DPI環境では、テキストが大きく表示される。また、HTML5の“audio”“video”要素では、再生速度が変更できるようになった。
「Firefox」は64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。Mac OS X/Linux向けにも、それぞれ最新版が用意されている。
なお、今回のアップデートには脆弱性の修正も含まれているので注意。修正された脆弱性は全14件で、脆弱性の深刻度の内訳は、Mozillaの基準で4段階中最も高い“最高”が4件、2番目に高い“高”が6件、3番目に高い“中”が3件、もっとも低い“低”が1件となっている。
ソフトウェア情報
- 「Firefox」
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/8(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 22.0(13/06/25)