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Microsoft、WMV再生に問題のあったセキュリティ更新プログラムを修正、再公開

Windows 7/Server 2008 R2向け「KB2803821」の修正版も14日付けで公開

 米Microsoft Corporationは28日(現地時間、以下同)、セキュリティ更新プログラム「KB2803821」(Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008向け)、「KB2834902」(Windows XP/Server 2003向け)、「KB2834903」(Windows XP向け)、「KB2834904」(Windows XP/Server 2003向け)ならびに「KB2834905」(Windows XP向け)を再公開した。現在、同社のダウンロードセンターから無償でダウンロード可能。“Windows Update”経由の配布も行われている。

 これらのセキュリティ更新プログラムは、リモートから任意のコードが実行可能になる“Windows Media Format Runtime”の脆弱性(CVE-2013-3127)を修正するためのもの。初版は7月9日にリリースされたが、一部のアプリでWMV形式のビデオファイルが正常にエンコード・デコードできない場合があることが報告されていた。

 なお、Windows 7/Server 2008 R2向け「KB2803821」は14日付けですでに再公開されている。

(柳 英俊)