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メール作成画面のサイドバーにアドレス帳を表示可能になった「秀丸メール」v6.15

強制終了やバッファオーバーフローが発生する不具合も修正

「秀丸メール」v6.15
“アドレス帳・サイドバー”機能

 (有)サイトー企画は4日、定番メールソフト「秀丸メール」の最新版v6.15を公開した。最新版の主な変更点は、メール作成画面にサイドバーとしてアドレス帳を表示できる“アドレス帳・サイドバー”機能が追加されたこと。

 “アドレス帳・サイドバー”機能は、メール作成画面の[表示]メニューにある[アドレス帳サイドバー]項目を選択することで利用できるようになる。サイドバーでは、右クリックメニューからアドレスを宛先・Cc・Bccへ入力できるほか、キーワードによるアドレスの絞り込みが可能。

 また、新着メールが到着した際にメール一覧画面をそのメールが見える位置までスクロールする機能や、フォルダを折りたたんだ際にそのフォルダ以下にあるフォルダの未読メール数を“(+○○)”の表記で表示するオプションが追加された。さらに、本ソフトのアイコンに256×256ピクセルのものが追加されるなどの仕様変更が施されている。

メール一覧画面をそのメールが見える位置までスクロールする機能
フォルダを折りたたんだ際にそのフォルダ以下にあるフォルダの未読メール数を表示するオプション
256×256ピクセルのアイコン

 加えて、特定条件のHTMLメールを受信すると保護違反エラーが発生して強制終了してしまうことがある不具合や、64bit版でバッファオーバーフローが発生する不具合が修正された。そのほか、ファイルが添付された送信済みメールを再編集して再送信する際に、添付ファイルがなくなってしまう不具合なども修正されている。

 本ソフトは、64bit版を含むWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vista/7/8に対応する2,100円(税込み)のシェアウェアで、「秀丸エディタ」ユーザーは無料で全機能を利用可能。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「秀丸メール」
【著作権者】
(有)サイトー企画
【対応OS】
Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vista/7/8(64bit版を含む)
【ソフト種別】
シェアウェア 2,100円(税込み、「秀丸エディタ」ユーザーは無料)
【バージョン】
6.15(13/09/04)

(長谷川 正太郎)