「Dropbox」の実験ビルドv2.5が公開、インストーラーとセットアップウィザードを刷新

「Dropbox」v2.5.24

　米Dropbox Inc.は16日（現地時間）、オンラインストレージサービス“Dropbox”のクライアントソフト「Dropbox」の新しい実験ビルド（Experimental Build）v2.5.24を公開した。現在、Windows/Mac OSX/Linux（x86/x64）版が同社のフォーラムから無償でダウンロードできる。

　「Dropbox」v2.5系統は、これまでのv2.3系統に代わる新しい実験ビルド。実験ビルドでは、今後リリースされる安定版に追加される予定の新機能が試験的に実装・テストされる。

　本バージョンでは、インストーラーとセットアップウィザードのデザインが変更され、極めてシンプルなものになった。また、ユーザーインターフェイスにもいくつかの改善が盛り込まれている。

インストーラー

セットアップウィザード

同期の一時停止がより手軽に

　たとえば、タスクトレイアイコンを押すと現れるポップアップ上で同期処理の一時停止が行えるようになった。ファイルの同期中にポップアップウィンドウの左上にあるアイコンの上にマウスカーソルを移動させると、アイコンが一時停止ボタンに切り替わる。従来はポップアップウィンドウを表示してさらにメニューへアクセスする必要があった。

　そのほかにも、選択型同期のフォルダ選択ダイアログが改善され、ユーザーインターフェイスの反応速度が改善されていると言う。