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Google、全28件の脆弱性を修正した「Google Chrome」の最新安定版v33.0.1750.117

「Google Chrome Frame」は今回からバージョンアップ版が提供されない

「Google Chrome」v33.0.1750.117

 米Google Inc.は20日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v33.0.1750.117を公開した。メジャーバージョンアップとなる今回の更新だが、一般ユーザー向けの変更は脆弱性の修正がメインとなっている。

 修正された脆弱性は全部で28件で、同社の基準で深刻度が4段階中2番目に高い“High”に分類された脆弱性が20件含まれる。また、同梱の「Flash Player」も脆弱性修正済みの最新バージョンとなるv12.0.0.70へ更新されている。

 また、v33のベータ版で施された開発者向けの変更も実装されている。詳細はベータ版公開時の記事を参照してほしい。

 なお、「Google Chrome」のレンダリングエンジンをIEへ埋め込むプラグイン「Google Chrome Frame」は1月でサポートとアップデートを終了したため、今回からバージョンアップ版が提供されていない。脆弱性を含んだままとなってしまうため、利用している場合はアンインストールすることをおすすめする。

 「Google Chrome」は、Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

16:30追記:14日に「Google Chrome」の公式フォーラムへGoogleの社員から投稿された記事によると、2013年11月に告知された通り本バージョンからは、原則として“Chrome ウェブストア”に登録されている拡張機能以外は利用できなくなっているとのこと。

ソフトウェア情報

「Google Chrome」
【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
33.0.1750.117(14/02/20)

(長谷川 正太郎)