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Oracle、約3年ぶりとなる「Java SE」のメジャーバージョン「Java SE 8」を正式公開
「Java SE 8」をサポートした「NetBeans IDE 8.0」も正式版に
(2014/3/19 11:10)
米Oracle Corporationは18日(現地時間)、「Java Platform, Standard Edition(Java SE)」の最新版「Java SE 8」を公開した。統合開発環境「NetBeans IDE」の最新版「NetBeans IDE 8.0」も正式公開されている。
「Java SE 8」は約3年ぶりとなる「Java SE」のメジャーバージョンアップで、関数の記述を簡潔にする“ラムダ式”やコレクションの操作を容易にする“Stream API”、新設計された日付と時刻のAPIなどといった新しいJava言語の機能がサポートされるほか、Java仮想マシン(JVM)上で動作する軽量で高性能なJavaScriptランタイム“Nashorn”などが利用できるようになる。
一方、「NetBeans IDE 8.0」では「Java SE 8」「Java SE Embedded 8」「Java ME Embedded 8」といった最新のJava技術をサポート。「Tomcat 8.0」の統合や“Subversion”“Git”“Mercurial”といったバージョン管理ツールのサポート強化、「PHP 5.5」のサポート、“AngularJS”を利用するための新しいHTML5ツールなどが新たに盛り込まれている。
なお、執筆時現在、“java.com”で配布されているJavaランタイム(JRE)のバージョンは「Java SE 7 Update 51」となっている。「Java SE 8」のランタイムはOracleのWebサイトからダウンロード可能。
ソフトウェア情報
- 「Java SE Runtime Environment」Windows版
- 【著作権者】
- Oracle Corporation
- 【対応OS】
- Windows Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8
- 【ソフト種別】
- リーソフト
- 【バージョン】
- 1.8.0(14/03/18)
- 「Java SE Development Kit」Windows版
- 【著作権者】
- Oracle Corporation
- 【対応OS】
- Windows Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.8.0(14/03/18)
- 「NetBeans IDE」Windows版
- 【著作権者】
- Oracle Corporation and/or its affiliates
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 8.0(14/03/18)