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Twitterの“ミュート”機能の設定が反映されるようになった「OpenTween」v1.2.0が公開
“ミュート”設定の変更は不能。.NET Framework 4.5.1ベースとなり、XPは非対応に
(2014/5/19 16:12)
Twitterクライアント「Tween」のオープンソース版「OpenTween」v1.2.0が、18日に公開された。現在、“SourceForge.JP”のプロジェクトページや窓の杜ライブラリから無償でダウンロードできる。
本バージョンでは、Twitterが公式に提供する“ミュート”機能に対応した。“ミュート”とは、指定した相手のツイート・リツイートを非表示にする機能。プッシュによる通知も行われなくなる。相手をブロックして人間関係をこじらせることなく、ツイートだけを無視できる。
「OpenTween」では、起動時に“ミュート”対象のユーザーを取得し、当該ユーザーのツイートを非表示にする仕組みが採用されており、“ミュート”の設定を行う機能そのものは搭載されていない。そのため、相手を“ミュート”にしたり“ミュート”を解除するには、Webや“ミュート”機能対応の公式モバイルアプリ(iOS/Android)を利用しなければならない。また、“ミュート”設定の変更を「OpenTween」へ反映させるには、「OpenTween」を再起動する必要があるだろう。とはいえ、“ミュート”の設定をデスクトップでも共有できるのは便利だろう。
そのほかにも、さまざまな機能改善が施されている。たとえば、[検索]ダイアログでは、タイムラインの検索結果をもとに新しい振り分けタブが作成できるようになった。すでに取得したタイムラインからではなく、Twitter全体から検索する機能も追加された。
さらに、選択したツイートの詳細を上に、ツイート一覧を下に表示する機能も搭載。これを有効化するには、[設定]ダイアログの“表示”画面にある“発言詳細部・入力欄を発言一覧の下に配置する”というオプションをOFFにすればよい。そのほかにも、さまざまな機能改善や不具合の修正が施されている。
なお、本バージョンより.NET Framework 4.5.1が必要となっているので注意。.NET Framework 4.5.1はWindows Vista以降でのみ動作するため、Windows XPでは利用できなくなる。
ソフトウェア情報
- 「OpenTween」
- 【著作権者】
- OpenTween contributors
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2.0(14/05/18)