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Mozilla、深刻度“最高”の脆弱性3件ほかを修正した「Thunderbird」v31.2.0を公開

メール送信時に望まない宛先が追加されてしまう不具合への対処も

「Thunderbird」v31.2.0

 Mozillaは14日、メールソフト「Thunderbird」の最新安定版v31.2.0を公開した。最新版ではMozillaの基準で深刻度が4段階中もっとも高い“最高”の脆弱性3件などが修正されている。

 重要度“最高”に分類されたのは、サービス運用妨害に関する問題や不正なメモリ破壊が生じる脆弱性に関する問題などで、“Security Advisories for Thunderbird”にて詳細が公開されている。

 そのほか複数の脆弱性に対する修正が施されたほか、返信を含むメールの送信時、望まないメールアドレスが送信に追加されてしまう問題(Bug 1008718)への対処が行われた。

 「Thunderbird」は、Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7などに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお執筆時現在、Mozilla Japanにあるダウンロードリンクは旧バージョンのインストーラーへのリンクになっている。英語の各国語版ダウンロードページから最新版のインストーラーをダウンロードできるため、こちらか窓の杜ライブラリを利用してほしい。

ソフトウェア情報

「Thunderbird」
【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7など
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
31.2.0(14/10/14)

(市川 祐吉)