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「Acrobat Reader」などに致命的な脆弱性、2025年12月のAdobeセキュリティ情報

5製品で138件の脆弱性に対処

同社が公開したセキュリティ情報

 米Adobeは12月9日(現地時間)、月例のセキュリティ情報を発表した。今回は「Acrobat Reader」や「Creative Cloud Desktop」など5製品が対象となっている(括弧内はCVEベースでの脆弱性の件数と最大深刻度)。

  • APSB25-105:Adobe ColdFusion(12件、Critical)
  • APSB25-115:Adobe Experience Manager(117件、Critical)
  • APSB25-118:Adobe DNG Software Development Kit (SDK)(4件、Critical)
  • APSB25-119:Adobe Acrobat and Reader(4件、Critical)
  • APSB25-120:Adobe Creative Cloud Desktop Application(1件、Important)

 パッチの適用優先度は「Adobe ColdFusion」が「1」で、直ちにアップデートが必要。そのほかはすべて「3」で、アップデートの実施が勧められているものの、いつ行うかは各自の判断にゆだねられている。

 なお、いずれの脆弱性も現時点では悪用の報告はないようだ。