「Illustrator」「Photoshop」などに致命的な脆弱性、2025年11月のAdobeセキュリティ情報

同社が公開したセキュリティ情報

　米Adobeは11月11日（現地時間）、月例のセキュリティ情報を発表した。今回は「Photoshop」や「Illustrator」など8製品が対象となっている（括弧内はCVEベースでの脆弱性の件数と最大深刻度）。

• APSB25-106：Adobe InDesign（3件、Critical）
• APSB25-107：Adobe InCopy（3件、Critical）
• APSB25-108：Adobe Photoshop（1件、Critical）
• APSB25-109：Adobe Illustrator（2件、Critical）
• APSB25-111：Adobe Illustrator on iPad（5件、Critical）
• APSB25-112：Adobe Pass（1件、Critical）
• APSB25-113：Substance 3D Stager（4件、Critical）
• APSB25-114：Adobe Format Plugins（9件、Critical）

　パッチの適用優先度はすべて「3」で、アップデートの実施が勧められているものの、いつ行うかは各自の判断にゆだねられている。

　なお、いずれの脆弱性も現時点では悪用の報告はないようだ。