やじうまの杜

阿部寛ホームページにライバル出現?と話題となるも突然の高負荷によりサーバー陥落

1995年から存在するいとうまい子氏の公式Webサイトは古き良きインターネット遺構

 “やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。

「いとうまい子ホームページ」

 元アイドルで現在は俳優・大学教授として活躍するいとうまい子氏の公式Webサイトが、古き良きインターネットを思い出させると話題です。

 しかし、X(旧称Twitter)に発信源となる古のインターネット探訪氏(@memoriesofhp)のポストが7日に投稿された数時間後には、Webサイトが閲覧できなくなってしまいました。話題になりすぎてアクセスが集中した結果、サーバーが高負荷に耐えられなくなったものと思われます(現在は正常にアクセス可能です)。



 Wikipediaによると、いとうまい子氏は1995年に公式サイト用のドメイン名『mai.co.jp』を取得し、自身のホームページを開設していたとのこと。つまり公式サイト開設30周年を迎えているということです。30年もの間サイトを手作りで運営していらっしゃるのには頭が下がります。

 ホームページにアクセスすると、2025年4月~2026年3月のカレンダーの画像とともに、何ともノスタルジーを感じさせる[Enter]ボタンがお出迎え。伝統的デザインを守りつつ、現在も更新されていることがわかります。インデックスページに進めばそこはもう2000年代。花をあしらった罫線が手作りの良さを感じさせてくれます。

[Enter]ボタンからあふれるノスタルジー
2000年代を感じさせるインデックスページ

 コンテンツはインフォメーションやプロフィール、愛犬アトムの紹介やスケジュールなど。インフォメーションページや「Maiko's Memo」ページの壁紙や各所に使われたフレームがインターネットが平和だったあの頃を思い出させてくれます。

清楚なポートレートが壁紙に
『これぞ壁紙!』という感じの壁紙とフレーム

 驚くべきことは「teacup.」風の掲示板が自前で設置されており、現在も稼働していること。かなりメンテナンスが大変だと思われますが、ご自身で管理されているのでしょうか。全体的に古き良きデザインを保ちながら、しっかりメンテナンスされているのが好印象です(一問一答のページだけが文字化けしていましたが)。

「teacup.」風の掲示板は現在も稼働中
最初期からのコンテンツと思われる一問一答のページは残念ながら文字化け

 ともかく、眺めていると郷愁を強く感じさせるホームページです。最近惜しまれつつもHTTPS化を果たした阿部寛氏のホームページ共々、末永く今の姿を保っていてほしいと強く願います。