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Mozilla、メールソフト「Thunderbird」の最新安定版v31.3.0を公開

4件の脆弱性といくつかの問題を修正

「Thunderbird」v31.3.0

 Mozillaは1日、メールソフト「Thunderbird」の最新安定版v31.3.0を公開した。本バージョンの変更点は、脆弱性がメイン。

 今回のアップデート修正された脆弱性は4件で、深刻度の内訳はMozillaの基準で4段階中最も高い“最高”が1件、2番目に高い“高”が1件、3番目に高い“中”が1件、最低の“低”が1件となっている。なるべく早めのアップデートを心がけたい。

 そのほかにも、“LDAP”プロトコルを利用したメールアドレスの自動補完機能が正常に動作しない問題や、IRCチャンネルから参加者が離れても表示に反映されなかった問題、初回利用時に表示される[システム統合]ダイアログで[統合をスキップ]ボタンを押しても設定が反映されない問題などが解決されている。

 「Thunderbird」は、Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7などに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお執筆時現在、Mozilla Japanにあるダウンロードリンクは旧バージョンのインストーラーへのリンクになっているが、アプリケーションの自動更新で最新版へアップデートすることが可能。

ソフトウェア情報

「Thunderbird」
【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8および64bit版のVista/7など
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
31.3.0(14/12/01)

(樽井 秀人)