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Opera、ブックマークをシェアできるようになった「Opera 26」ベータ版を公開
他のWebブラウザーからも閲覧できる共有Webページをオンライン上に作成可能
(2014/10/29 17:55)
ノルウェーのOpera Software ASAは現地時間28日、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新ベータ版「Opera beta」v26.0.1656.8を公開した。最新版の主な変更点は、ブックマークを他人と共有する機能が追加されたこと。
本ベータ版では、ブックマークの管理画面でブックマークが振り分けられている各フォルダを開くと、ブックマーク一覧画面の右上に[Share]と記された赤いボタンが加わっている。このボタンからフォルダ内のブックマークを専用のWebサイト上へアップロード可能。
このWebサイトにアクセスすれば、誰でもアップロードされたブックマークにアクセスできる仕組み。アップロードされたWebページのURLをコピーすることも可能なほか、ブックマーク管理画面の“共有アイテム”からアップロードしたブックマーク一覧を確認できる。さらに本ソフトでアップロードされたブックマーク一覧を表示中にWebページ上の[Add to my bookmarks]を押すと、自分のブックマークへ取り込むことが可能。
アップロードされたWebページには有効期限が設定されているようで、編集部で試用したところ“共有アイテム”に“残り14日間有効です”という文言が表示された。なお、万が一誤って公開してはいけないブックマークをアップロードしてしまった場合も、“共有アイテム”から削除可能。
そのほか、閲覧中のWebページを印刷する際にプレビューする機能が追加された。プレビュー機能は独立したメニュー項目として用意されてはおらず、“印刷”コマンドを実行しようとすると強制的にプレビュー画面へ遷移するようになっている。また、任意のタイミングでユーザーがIEなど他のWebブラウザーからブックマークやCookieなどをインポートできるようになるといった改善や機能追加が行われている。
本ソフトは、Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 8.1で動作を確認した。現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Opera beta」
- 【著作権者】
- Opera Software ASA
- 【対応OS】
- (編集部にて64bit版のWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 26.0.1656.8(14/10/28)