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Opera、ブックマークをシェアできるようになった「Opera 26」ベータ版を公開

他のWebブラウザーからも閲覧できる共有Webページをオンライン上に作成可能

「Opera beta」v26.0.1656.8

 ノルウェーのOpera Software ASAは現地時間28日、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新ベータ版「Opera beta」v26.0.1656.8を公開した。最新版の主な変更点は、ブックマークを他人と共有する機能が追加されたこと。

 本ベータ版では、ブックマークの管理画面でブックマークが振り分けられている各フォルダを開くと、ブックマーク一覧画面の右上に[Share]と記された赤いボタンが加わっている。このボタンからフォルダ内のブックマークを専用のWebサイト上へアップロード可能。

ブックマークのフォルダ単位で加わる[Share]ボタン
ユーザーが自分のブックマークの中で指定していた画像がリンクのサムネイルとなる
[Share]ボタンから生成されるWebページのURLをクリップボードに取り込むことも可能

 このWebサイトにアクセスすれば、誰でもアップロードされたブックマークにアクセスできる仕組み。アップロードされたWebページのURLをコピーすることも可能なほか、ブックマーク管理画面の“共有アイテム”からアップロードしたブックマーク一覧を確認できる。さらに本ソフトでアップロードされたブックマーク一覧を表示中にWebページ上の[Add to my bookmarks]を押すと、自分のブックマークへ取り込むことが可能。

“共有アイテム”から削除したことでアップロードされたWebページにアクセスできなくなった

 アップロードされたWebページには有効期限が設定されているようで、編集部で試用したところ“共有アイテム”に“残り14日間有効です”という文言が表示された。なお、万が一誤って公開してはいけないブックマークをアップロードしてしまった場合も、“共有アイテム”から削除可能。

 そのほか、閲覧中のWebページを印刷する際にプレビューする機能が追加された。プレビュー機能は独立したメニュー項目として用意されてはおらず、“印刷”コマンドを実行しようとすると強制的にプレビュー画面へ遷移するようになっている。また、任意のタイミングでユーザーがIEなど他のWebブラウザーからブックマークやCookieなどをインポートできるようになるといった改善や機能追加が行われている。

 本ソフトは、Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 8.1で動作を確認した。現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Opera beta」
【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
(編集部にて64bit版のWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
26.0.1656.8(14/10/28)

(市川 祐吉)