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日本郵便、年賀状作成に活用できる“絵画風写真加工ツール”を公開

写真を手軽に水彩画や版画のような雰囲気に加工可能

“絵画風写真加工ツール”

 日本郵便(株)は30日、年賀状に関するポータルサイト“郵便年賀.jp”で、年賀状作成に活用できるWebアプリ“絵画風写真加工ツール”を公開した。

 日本郵便では年賀状作成に役立つツールなどを毎年公開しているが、“絵画風写真加工ツール”はアップロードした写真を水彩画・版画風に加工することができるWebアプリ。加工した画像はダウンロードして年賀状などの素材として使用することができる。

 元となる画像はJPEG/GIF/PNG形式に対応。画像はファイルサイズが5MB未満である必要があり、縦横いずれかの表示サイズが2880ピクセルを超える場合正しく表示されない場合があるとのこと。最近のスマートフォンで撮影した写真などでもこの制限を大きく上回っていることがあるので、事前に画像のサイズを確認・リサイズしておくとよいだろう。

 加工は非常に簡単な操作で行うことが可能。まずは“水彩画風”にするか“版画風”にするかを選び、加工したい画像をアップロードしよう。“水彩画風”を選んだ場合は、プレビューを見ながら“筆の太さ”や鮮やかさに関する“トーン”を決定するだけで画像の加工が完了する。

 “版画風”の場合にはあらかじめ明部・暗部のどちらにインク色を適用するかと、インクの色を決定してから画像をアップロードする。次に、プレビューを見ながら“塗りの量”スライダーでインクの量を調節すれば画像を加工可能。なお、完成した画像は“郵便年賀.jp”には保存されない仕様とのことで、プライベートな写真でも利用できる。

数クリックで写真の雰囲気を絵画風にできる
作業が完了したら忘れずに[完成/次へ]ボタンを押そう
“手書き風毛筆ツール”

 このほかにも、同社のWebサイトでは簡単にはんこ風の画像を生成できる“手作り風はんこ作成ツール”や、まるで毛筆のような線を手軽に描ける“手書き風毛筆ツール”などが公開されている。

(市川 祐吉)