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Adobe、「Adobe Flash Player」「Adobe AIR」の定例セキュリティアップデートを実施
CVE番号ベースで18件の脆弱性が修正される
(2015/5/13 14:33)
米Adobe Systems Incorporatedは12日(現地時間)、「Adobe Flash Player」および「Adobe AIR」の最新版を公開した。今回のアップデートでは、CVE番号ベースで18件の脆弱性が修正されている。
同社が公開したセキュリティ情報(APSB15-09)によると、脆弱性の深刻度は同社基準で4段階中最高の“Critical”。更新プログラムの適用優先度は、Linux版「Adobe Flash Player 11.2」とすべてのプラットフォームの「Adobe AIR」で“3”、それ以外の製品で“1(72時間程度以内を目安とした可能な限り迅速なアップデートが必要)”に設定されており、以下の最新版への更新が強く推奨されている。
- 「Flash Player」デスクトップランタイム(WindowsおよびMac OS X):v17.0.0.188
- 「Flash Player」延長サポートリリース:v13.0.0.289
- 「Flash Player」Linux版:v11.2.202.460
- 「Adobe AIR」デスクトップランタイム:v17.0.0.172
「Adobe Flash Player」「Adobe AIR」の最新版は、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。すでにインストールされている場合は、自動更新機能で最新版へとアップデートされる。
なお、「Internet Explorer 10(Windows 8)」「Internet Explorer 11(Windows 8.1)」用の「Flash Player」最新版は“Windows Update”を通じて提供される。「Google Chrome」用の最新版は、同日付で公開されたv42.0.2311.152に同梱されている(バージョンはいずれもデスクトップランタイム版と同じv17.0.0.188)。
また、延長サポートリリースは何らかの理由で「Adobe Flash Player 17」を導入することが困難な環境を対象としたバージョンで、「Adobe Flash Player」のヘルプページからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Flash Player」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/Server 2008/7/8/8.1および64bit版のXP/Vista/7/8/8.1/Server 2012
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 17.0.0.188(15/05/12)
- 「Adobe AIR」Windows向けデスクトップランタイム
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows Server 2008/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 17.0.0.172(15/05/12)
- 「Google Chrome」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1および64bit版の7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 42.0.2311.152(15/05/12)