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高機能ファイラー「Files」v4.2.2、AIコマンドバー「WindowSill」との連携に対応

「Files」で選んでいるアイテムに応じて「WindowSill」が適したツールを提案

「Files」v4.2.2が公開。「WindowSill」との連携をサポート

 高機能ファイラー「Files」が8月3日、v4.2.2へとアップデートされた。本バージョンの目玉は、 「WindowSill」との連携に対応 したことだ。

 「WindowSill」(ウィンドウシル)は、Windows 10/11のタスクバーの上に置いておける常時表示のコマンドバーアプリ。クリップボード管理やメディア操作、AIライティング、単位変換ツールといった多彩な機能を手元に置いておき、必要なときにすぐ呼び出せるようにする生産性向上ツールだ。利用は基本無料(AI機能のみ有料)。

「WindowSill」はクリップボード管理やメディア操作、AIライティング、単位変換ツールといった多彩な機能をタスクバーとアプリの間へ“窓台”(sill)のように置いておき、必要なときにすぐ呼び出せるようにする生産性向上ツール

 今回のアップデートでは、「Files」にフォーカスがあることを「WindowSill」が検知できるようになった。「Files」で開いているフォルダーと選択中のアイテムを「WindowSill」が自動で読み取り、その場面に合ったツールを提示してくれる。この連携に複雑な設定は不要で、「Files」と最新版の「WindowSill」をインストールするだけでよい。

「Files」で開いているフォルダーと選択中のアイテムを「WindowSill」が自動で読み取り、その場面に合ったツールを提示

 選択した内容に応じて表示されるツールには、以下のようなものがある。

  • 画像:変換、圧縮、リサイズ。複数選択して1つのPDFにまとめることも
  • 動画:重い編集ソフトを立ち上げることなく圧縮・変換
  • PDF:ページの抽出・分割、画像への書き出し、パスワードの設定。複数選択して結合することも
  • 文書:形式の変換や文字エンコーディングの変更
  • 表計算:CSVをExcelファイルにするなど、形式の相互変換
  • ZIPアーカイブ:圧縮の詳細を確認したり、展開せずに中身をのぞいたり

 そのほかにも、多くの機能改善が行われた。不具合の修正も含まれているため、最新版への更新をおすすめする。

  • サイドバーのアイコンを刷新:アプリ全体で見た目に一貫性を持たせ、すっきりした印象に
  • 列幅を内容に合わせて自動調整:詳細ビューの列幅を内容に合わせて自動的に広げる設定を新設。長いファイル名などが既定の幅で見切れてしまうことがなくなる
  • 暗号化アーカイブの扱いを改善:パスワード保護されたアーカイブを開く際の動作がより確実に。閲覧・展開・アーカイブ内のファイルを開くといった、いずれの場面でもパスワード入力の求め方とその後の処理が改善された
  • 「Git」のプル失敗時のメッセージを改善:何が起きたのかをよりわかりやすく表示
  • 「フォルダーが見つかりません」をインライン表示に:これまでのダイアログに代わり、ファイル領域内にメッセージを表示するように。作業の流れがモーダルで中断されなくなる
  • 圧縮に失敗したときの確認:1つ以上のアイテムを圧縮できなかった場合、問題の詳細を示すプロンプトを表示。どうするかをその場で判断できる
  • 背景画像の選択で前回のフォルダーを記憶:ファイルピッカーが前回使ったフォルダーで開くようになり、画像を試しやすく
  • フォルダーの読み込みが高速化:とくにアイテム数の多い場所で効果を発揮
  • 圧縮・展開が高速化:進捗の通知方法を効率化することで、多数のファイルを含むアーカイブの処理が速くなった

 「Files」は、Windows 11のデザイン言語「Fluent Design System」に準拠したファイル管理ソフト。「Git」の統合、「Visual Studio Code」などでもおなじみの「コマンド パレット」、ファイル検索ツール「Listary」との連携、フォルダーごとの壁紙設定といった、OS標準の「エクスプローラー」にはない機能を数多く備えているのが魅力だ。

 「Files」は現在、公式サイトから無料でダウンロード可能。すでに利用中の場合は、画面右上のアップデート通知から更新できる。プロジェクトを支援したい場合は、「Microsoft Store」から購入するのがおすすめ(税込み1,150円)。「GitHub Sponsors」から寄付することもできる。

ソフトウェア情報

「Files」
【著作権者】
Files Community
【対応OS】
Windows 10 バージョン 20H1以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎、Microsoft Storeから購入して開発を支援することも可能)
【バージョン】
4.2.2(26/08/03)