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高機能ファイラー「Files 4.2」が公開 ~待望の「ツリービュー」がついに実装

マルチペイン機能の強化など、細部にわたり多くの機能改善

「Files」v4.2。サイドバーに追加された「ツリービュー」

 高機能ファイラー「Files」が7月5日、v4.2へとアップデートされた。以前から予告されていた「ツリービュー」サイドバーが、ついに正式実装されている。

 「Files」は、Windows 11のデザイン言語「Fluent Design System」に準拠したファイル管理ソフト。「Git」の統合、「Visual Studio Code」などでもおなじみの「コマンド パレット」、ファイル検索ツール「Listary」との連携、フォルダーごとの壁紙設定といった、OS標準の「エクスプローラー」にはない機能を数多く取り揃えているのが魅力だ。

 本バージョンの目玉は、サイドバーに追加された「ツリービュー」だ。フォルダーを展開可能な階層(ツリー)で表示でき、今表示している場所を離れることなく、深くネストしたフォルダーへナビゲートできる。

 また、マルチペイン機能も強化された。タブをドラッグしてファイル領域へドロップすると縦分割や横分割で2つ目のペインを開けるようになったほか、選択中のフォルダーをもう一方のペインで開く[他のペインで開く](Open in other pane)アクションが追加され、ペインに表示するフォルダーを自在にコントロールできるようになっている。単一ペイン時の[新しいペインで開く]アクションも、ペインの配置を選べるように改善された。

タブをドラッグしてペインを分割
[新しいペインで開く]アクションもペインの配置を選べるように

 そのほかの主な改善は、以下の通り。

  • [プログラムから開く…]フライアウト:選択中のファイルを好みのアプリで開けるボタンをツールバーに追加できるように(ツールバーの右クリック→[ツールバーのカスタマイズ]で配置)
  • メディアファイルのメタデータ編集を強化:タイトルやアーティスト、アルバムなどについて、空欄のフィールドへの新規追加が可能に。アルバムカバーの削除にも対応した
  • リネーム時に拡張子を常に表示:設定で[ファイルの拡張子を表示する]をOFFにしていても、ファイル名の変更時には拡張子が常に表示される
  • パンくずバーの改善:末尾の項目にもシェブロン(>)を表示。パンくずの右クリックで、新しいタブ・ウィンドウ・ペインで開くオプションも
  • ツールバーカスタマイズに検索ボックス:目的の項目を絞り込みながら探せる
  • マウスホイールでレイアウトを循環:[Ctrl]+スクロールでのサイズ変更が最小・最大に達すると、次のレイアウトモードへ移行するように
  • タブスクロール方向の反転設定:[全般]-[スクロール]に新設
  • タブの切り離しを改善:タブをドラッグして新規ウィンドウ化する際、ドロップした位置にウィンドウが開くように
  • 「最後の操作を続行」の改善:起動時に前回のタブを復元するように設定していた場合に、より確実に正しい順序で復元されるように
  • ネットワーク探索のバナー:Windowsの「ネットワーク探索」がOFFの場合、ネットワークページにその旨を知らせるバナーを表示

 「Fonts」フォルダー内のフォントがサムネイルでプレビューできるようになるなどの細かい改善や、多くの不具合修正も行われている。

 「Files」は現在、公式サイトから無料でダウンロード可能。すでに利用中の場合は、画面右上のアップデート通知から更新できる。プロジェクトを支援したい場合は、「Microsoft Store」から購入するのがおすすめ(税込み1,150円)。「GitHub Sponsors」から寄付することもできる。

ソフトウェア情報

「Files」
【著作権者】
Files Community
【対応OS】
Windows 10 バージョン 20H1以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎、Microsoft Storeから購入して開発を支援することも可能)
【バージョン】
4.2.0(26/07/05)