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「MediBang Paint Pro」がメジャーバージョンアップ、自動保存が可能に

起動時のログイン画面に[ファイルを開く][漫画を描く]などのボタンが加わる

「MediBang Paint Pro」v4.0

 (株)MediBangは人気のマンガ制作ソフト「MediBang Paint Pro」(旧「CloudAlpaca」)の最新版v4.0を公開した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリから無償でダウンロード可能。最新版では作業中のファイルを自動で保存する機能が追加された。

 「MediBang Paint Pro」は、マンガを描く際に便利な機能を多数備えたペイントソフト。簡単にコマ割りをしたり、スクリーントーンを張る機能を備えるほか、作成したデータを同社のクラウドへ保存するとユーザー同士が共同でマンガを制作可能なのが特長。

自動保存はON/OFFが可能

 今回のバージョンアップでは、作業中のファイルを自動で保存する機能が追加された。バージョンアップすると自動的に機能が有効化される。環境設定ダイアログから[自動保存]項目のチェックボックスをOFFにすれば、無効化することも可能。

 また、起動時のログイン画面に新規作成や“開く”関連の機能を呼び出せるボタンが追加された。[イラストを描く][漫画を描く][ファイルを開く][最近使ったファイル][クラウドから開く]が選択可能。

 さらに、ショートカットキーを割り当て可能なコマンドが増加。レイヤー機能の[透明度保護][クリッピング][ロック][複製][下のレイヤーと統合]コマンドにそれぞれショートカットキーを割り当てることができる。

 加えて、表示中のレイヤーのみを統合する機能が追加され、メニューの[レイヤー]-[表示レイヤーを統合]項目で実行可能。

 そのほか“スナップ”の名称が“定規”へ変更されるなどの変更や、不具合の修正が施されている。

ソフトウェア情報

「MediBang Paint Pro」
【著作権者】
(株)MediBang
【対応OS】
Windows 7/8/8.1など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.0

(市川 祐吉)