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簡易EPUB出力機能を追加した縦書き対応テキストエディター「TATEditor」v3.1.0

テキストのアウトラインをEPUBに反映させたり、表紙となる画像を指定することも

「TATEditor」v3.1.0

 縦書き表示が可能なテキストエディター「TATEditor」の最新版v3.1.0が、13日に公開された。64bit版を含むWindows XP以降およびMac/Ubuntuに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 「TATEditor」は、縦書きに対応したテキストエディター。一行ずつ交互に文字を書く方向を変える“牛耕式”や、一行ずつ円環状に並べた“傘連判”などの一風変わったスタイルにも対応しているのが面白い。そのほかにも、文章構造をツリーで表現するアウトライン機能、特定の記法でマークアップしたルビ・傍点・割注・縦中横といった文字装飾をレンダリングする機能、PDF出力機能などを備える。

 本バージョンの主な変更点は、簡易的なEPUB出力機能が追加されたこと。この機能は[ファイル]-[EPUB出力]メニューから利用可能。エクスポートする際には、テキストのアウトラインをEPUBに反映させたり、表紙となる画像を指定することができる。

簡易的なEPUB出力機能が追加

 そのほかにも、選択中のテキストを検索キーワードにしたり、選択部分のみを検索範囲とするオプションが追加。テキストの変更を検出し、タブやウィンドウのタイトルへ即座に“*”を表示できるようにするなどの改善が盛り込まれている。

ソフトウェア情報

「TATEditor」Windows版
【著作権者】
496_ 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP以降(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.1.0(15/08/13)

(樽井 秀人)