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アクティブウィンドウのみを転送するリモートデスクトップ操作ソフト「Undine」が公開
「Brynhildr」で定評のあるモジュールを利用しており、同等の機能・操作性をもつ
(2015/9/25 15:12)
リモートデスクトップ操作ソフトの開発で著名なIchiGeki氏は24日、新しいリモートデスクトップ操作ソフト「Undine」v0.1.0を公開した。現在、作者のブログから無償でダウンロードできる。
「Undine」の特長は、リモートPCでアクティブになっているウィンドウのみを画面転送する点。リモートPCでウィンドウを切り替えると、それに応じて「Undine」のクライアントに表示される画面も切り替わる。アクティブなウィンドウがない場合や、タスクバーやスタートメニューといった転送できないウィンドウがアクティブな場合は、デスクトップ全体のイメージが転送される。v0.1.0というバージョンナンバーが示すように、あくまでもテスト版という位置付けのものだが、特定のウィンドウのみを共有したい場合に役立てたい。
本ソフトには同氏が開発した「Brynhildr」「Siegfried」の最新型モジュールが利用されており、使い方や機能はほぼ同じ。同氏のリモートデスクトップ操作ソフトを利用したことがあるユーザーならば、操作方法で迷うことはないだろう。iOS向けリモートデスクトップ接続アプリ「KeroRemote」から接続したり、サービスとして動作させてWindows 10のログイン画面を転送・操作することも可能で、音声転送や暗号化通信などもサポートされている。
ソフトウェア情報
- 「Undine」
- 【著作権者】
- IchiGeki 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.1.0(15/09/24)