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Adobe、「Adobe Flash Player」「Adobe AIR」の定例セキュリティアップデートを実施
CVE番号ベースで13件の脆弱性を修正
(2015/10/14 14:17)
米Adobe Systems Incorporatedは13日(現地時間)、「Adobe Flash Player」および「Adobe AIR」の最新版を公開した。今回のアップデートでは、CVE番号ベースで13件の脆弱性が修正されている。
同社が公開したセキュリティ情報(APSB15-25)によると、脆弱性の深刻度は同社基準で4段階中最高の“Critical”。悪用されると、最悪の場合、攻撃者にシステムを乗っ取られる恐れがあるという。そのため、同社はLinux版「Adobe Flash Player」と「Adobe AIR」を除くすべての製品で、更新プログラムの適用優先度が“1(72時間程度以内を目安とした可能な限り迅速なアップデートが必要)”と定め、以下の最新版への更新を強く推奨している。
- 「Flash Player」デスクトップランタイム(Windows/Mac):v19.0.0.207
- 「Flash Player」延長サポートリリース:v18.0.0.252
- 「Flash Player」Linux版:v11.2.202.535
- 「Adobe AIR」デスクトップランタイム:v19.0.0.213
なお、延長サポートリリースは何らかの理由で「Adobe Flash Player 19」を導入することが困難な環境を対象としたバージョンで、「Adobe Flash Player」のヘルプページからダウンロード可能。
Windows 8/8.1の「Internet Explorer 10」「Internet Explorer 11」用、およびWindows 10の「Internet Explorer 11」「Microsoft Edge」用の「Flash Player」の最新版は“Windows Update”を通じて提供される。また、「Google Chrome」用の最新版は同日付けで公開されたv46.0.2490.71に同梱されている。バージョンはいずれもデスクトップランタイム版と同じv19.0.0.207。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Flash Player」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10および64bit版の7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 19.0.0.207(15/10/13)
- 「Adobe AIR」Windows向けデスクトップランタイム
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows Server 2008/7/8/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 19.0.0.213(15/10/13)