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デバッグ機能やMarkdownプレビュー機能が改善された「Visual Studio Code」v0.9.1
カラーテーマやシンタックスハイライトのカスタマイズも容易に
(2015/10/15 05:05)
米Microsoft Corporationは11日(現地時間)、マルチプラットフォーム対応のコードエディター「Visual Studio Code」の最新版v0.9.1を無償公開した。現在、本ソフトの公式サイトから英語版がダウンロード可能。Windows/Mac版を利用している場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることもできる。
「Visual Studio Code」は、Webアプリケーションやクラウドアプリケーションの開発にフォーカスしたコードエディター。Windowsだけでなく、Linux/Macでも利用できるクロスプラットフォーム対応のアプリケーションで、月1回のペースで精力的にアップデートが行われている。
本バージョンでは、雛型生成ツール「Yeoman」を利用してカラーテーマやシンタックスハイライトをカスタマイズできるようになった。「npm」で「generator-code」をインストールすれば、“yo code”でカラーテーマやシンタックスハイライトの雛型を生成することが可能。また、カスタマイズ設定を保存する場所が変更され(Windowsの場合は“%USERPROFILE%\.vscode\extensions”)、「Visual Studio Code」をアップデートしても設定が適切に保持されるようになった。
そのほかにも、デバッグコンソールの拡張やMarkdownプレビュー機能の改善なども行われた。特に“Markdown: Open Preview to the Side”コマンドでプレビューパネルを編集画面の隣に配置できるようになったのは便利。また「TypeScript 1.6.2」がサポートされたほか、“Unity Shader”のシンタックスハイライトにも対応している。
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows/Linux/Mac
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.9.1(15/10/11)