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JetBrains、データベース開発環境「DataGrip」を非商用に限り無償化 ~6製品目

プログラミングの学習やオープンソースプロジェクト開発などであればタダ

JetBrains、データベース開発環境「DataGrip」も非商用に限り無償化

 チェコのJetBrainsは10月1日(現地時間)、同社のデータベース向け統合開発環境(IDE)「DataGrip」を非商用に限り無償化すると発表した。プログラミングの学習やオープンソースプロジェクト開発、コンテンツ制作、趣味の開発などであれば、利用に費用は掛からない。

 「DataGrip」は、さまざまなデータベースをサポートしたクロスプラットフォーム対応のIDE。リレーショナルデータベース(RDB)から「NoSQL」までのさまざまなタイプのデータベースを、同じツール、統一されたユーザーインターフェイスで扱えるのが魅力だ。

 対応OSはWindows、macOS、Linuxで、Windows版は64bitバージョンの「Windows 10 バージョン 1809」または「Windows Server 2019」以降で利用可能。ARM64環境でもネイティブで動作する。

 JetBrainsは自社のIDEを非商用目的で無償提供する取り組みを進めており、すでに以下のIDEが対象となっている。今回、このリストに「DataGrip」が加わることになった。

 非商用ライセンスで提供される機能は、基本的に有料版と同じだ。ただし、匿名で利用統計を収集することを拒否できない点には注意したい。利用統計の収集はあくまでも機能の改善に役立てられるもので、収集されたデータは同社のアーリーアクセスプログラム(EAP)と同様、プライバシーポリシーに則って扱われる。