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銘板の彫刻文字を再現したフォント「機械彫刻用標準書体 M」に変体仮名などが追加
年賀状で需要の高い漢字や西夏文字などの追加も
(2015/11/4 17:40)
銘板に彫刻を施す際に用いられる字体を再現した日本語フォント「機械彫刻用標準書体 M」が2日、v0.200にアップデートされた。Windowsに対応するOpenTypeフォントで、現在、不具合の修正されたv0.201を作者のWebサイトや窓の杜ライブラリから無償でダウンロード可能。
v0.200では、変体仮名や西夏文字といった特殊な文字が追加された。変体仮名とは、現在一般的に利用されている平仮名とは異なる仮名の字体。OpenTypeフォントのスタイルセット機能に対応する環境であれば、通常の平仮名の代わりに変体仮名を用いることができる。同様にスタイルセット機能によって利用可能な“西夏文字”が追加された。漢字の“一”や“申”に相当する文字が収録されている。
また、句読点や旧常用漢字表順における“附”から“勉”までの漢字などのほか、年賀状のシーズンにあわせて“申”や“平”“成”“初”“春”“寿”などの漢字が追加された。
加えて、縦組み用の小書き仮名や音引き、句読点の字形が追加されたほか、字形の修正などが行われている。
ソフトウェア情報
- 「機械彫刻用標準書体 M」
- 【著作権者】
- Kim 氏
- 【対応OS】
- Windowsなど(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.201 ベータ版(15/11/02)