レビュー
アクリル製銘板でよく見られるレトロなフォント「機械彫刻用標準書体 M」
JIS規格で定められた工業彫刻の文字を再現
(2015/8/20 14:54)
「機械彫刻用標準書体 M」は、各種銘板の彫刻文字を再現する日本語フォント。Windowsに対応するOpenTypeフォントで、作者のWebサイトからダウンロードできる。商用をはじめ、さまざまな条件で無償利用することが可能。なお、フォントを再配布する場合は事前許可が必要とのこと。
ひらがな、カタカナ、英数字、記号に加えて、常用漢字から548文字を収録し、JIS規格で定められ、アクリル・金属製の各種銘板で使われる工業彫刻の文字を再現。ただし、JIS規格に完全適合するわけではなく、パソコン上での利用に最適化されている。
デザインのベースは画線の太さが均一な丸ゴシック体であり、彫刻に適した工夫が盛り込まれることで、独特なレトロ感を醸し出す。たとえば、懐が広く、画線の接点は混雑を避けるといった設計だ。
さらに、OpenTypeフォントのスタイルセット機能に対応したアプリケーションを利用すれば、簡易字体へと切り替えたり、濁点・半濁点の位置を2段階で変更することも可能。
ソフトウェア情報
- 「機械彫刻用標準書体 M」ベータ版
- 【著作権者】
- Kim 氏
- 【対応OS】
- Windowsなど
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.100(15/07/28)