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Windows Phone端末を初期化できるMicrosoft公式ツール「Windows Device Recovery Tool」
端末の再起動やリセットでも解決しない、深刻な問題に見舞われた場合の“奥の手”に
2016年4月8日 05:05
「Windows Device Recovery Tool」は、Windows Phone 8.x/Windows 10 Mobile端末を強制的に初期化できるMicrosoft公式ツール。Windows 7/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、同社のサポートページからダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、Windows Phone 8.x/Windows 10 Mobile端末を外部から初期化することが可能。アプリ、ゲーム、メッセージ、通話履歴、音楽、写真など、すべてのコンテンツが削除され、その端末向けの承認されているWindowsの最新バージョンがインストールされる。たとえばWindows 10 Mobileへアップデートした“MADOSMA Q501”を、Windows Phone 8.1へ戻したいといった場合に利用することができる。端末の再起動やリセットでも解決しない、深刻な問題に見舞われた場合の“奥の手”として覚えておきたい。
利用するには、まずPCに端末をUSB接続した状態で「Windows Device Recovery Tool」を起動する。すると、メイン画面に端末がリストアップされるので、それをクリックする。次の画面ではインストールされるファームウェアのバージョンが表示されるので、それでよければ[ソフトウェアをインストール]ボタンを押せばよい。ソフトウェアのダウンロードとインストールの処理が始まる。
なお、この処理を行う際はバッテリーの残量に注意。残量が少ない場合は、処理を進めることができない。また、国内で販売されている端末で本ソフトに対応しているのは今のところ“MADOSMA Q501”のみとなっており、他の端末は対応リストに含まれていない。
ソフトウェア情報
- 「Windows Device Recovery Tool」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.3.31