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「Google Chrome 51」が正式版に。42件の脆弱性を修正
ログイン手続きを簡略化できる“Credential Management API”を新たにサポート
(2016/5/26 14:46)
米Google Inc.は25日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v51.0.2704.63を公開した。「Google Chrome 51」では、Webサイトでのログイン手続きを簡略化できる“Credential Management API”が新たにサポートされた。
“Credential Management API”は、WebサイトがWebブラウザーに保存されたIDやパスワードなどの資格情報へアクセスできるようにするAPI。ユーザーがログインに利用したIDとパスワードをWebブラウザーへ保存したり、Webブラウザーに保存されたIDとパスワードをWebページへセットするといった処理を開発者が実装することが可能で、現在W3Cによる標準化が提案されている。
そのほかにも、本バージョンでは42件の脆弱性が修正されているので注意。主な脆弱性の深刻度の内訳は、同社の基準で4段階中上から2番目の“High”が9件、上から3番目の“Medium”が10件、最低の“Low”が4件などとなっている。
「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10で利用できる。
ソフトウェア情報
- 「Google Chrome」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 51.0.2704.63(16/05/25)