レビュー
クリップボードのテキストを勝手にストックしてくれる「クリップボード監視先輩」
URLと一緒にWebページのタイトルも取得する[参考文献モード]などのオプションを搭載
2016年6月13日 15:54
「クリップボード監視先輩」は、クリップボードにコピーされたテキストをストックできるツール。64bit版のWindows 7やArch Linuxなどに対応する「Electron」製ソフトで、編集部にてWindows 10で動作を確認した。“GitHub”のプロジェクトページから無償でダウンロードできる。
クリップボードを定期的にチェックして、コピーされているテキストを追加保存していけるツール。Webで調べ物をしている時など、参照しているURLやテキストをメモしておきたい場合に役立つ。
使い方は簡単で、本ソフトを起動して画面左上にある[有効にする]ボタンを押すだけ。クリップボードの監視が始まり、画面のテキストエリアに、クリップボード内のテキストがどんどんストックされていくようになる。ストックを停止したい場合は、[無効化する]ボタンを押せばよい。
クリップボードを監視するインターバルは、10秒、1秒、100ミリ秒、10ミリ秒の4つから選択可能。インターバルが短ければ短いほどテキストの保存漏れを減らすことができるが、システムへの負荷が高まる。特に理由がないならば、初期状態の1秒でよいだろう。
そのほかにも、URLをストックする際にWebページのタイトルも同時に取得して保存する[参考文献モード]や、テキストを保存する際に日時を取得できる[日付を追加]、テキストをストックする際に下に追記するのではなく上に挿入する[上に追加]といったオプションが用意されており、それぞれチェックボックスでON/OFFすることができる。
ソフトウェア情報
- 「クリップボード監視先輩」
- 【著作権者】
- Aoki 氏
- 【対応OS】
- 64bit版のWindows 7など(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.0.2(15/09/03)