REVIEW(10/05/11)

Twitterのログをデータベースとしてローカルへ保存できる「MKTwitter」

「MS Access」などで開けるMDB形式でツイートをバックアップ、検索機能も搭載

「MKTwitter」Test Version 3「MKTwitter」Test Version 3

検索画面検索画面

ダウンロードされたツイートはMDB形式で保存されており、「Microsoft Access」や「OpenOffice.org Base」などで開けるダウンロードされたツイートはMDB形式で保存されており、「Microsoft Access」や「OpenOffice.org Base」などで開ける

 「MKTwitter」は、Twitterのログをローカルへ保存して検索できるソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。“SourceForge.net”のプロジェクトページからダウンロードできる。

 本ソフトは、指定したユーザーのツイートをダウンロードし、「Microsoft Access」や「OpenOffice.org Base」などで利用できるMDB形式のデータベースファイルとして保存できる。自分のツイートをバックアップしたり、気になるユーザーのログの取得に利用するとよいだろう。ただし、ツイートが非公開の場合は取得できない。

 編集部にて試用したところ、一度にダウンロードできるツイートの数は、直近の3,000個ほどが限界のようだ。また、Twitterでは仕様上、直近3,200ツイートより前のツイートは閲覧できない。そのため、ツイートのログを完全に保存しておくには、以上の仕様を考慮に入れて本ソフトを定期的に手動実行する必要があるだろう。

 また、ダウンロードを頻繁に実行すると、Twitter側で接続が制限されてしまうことがあるので注意しよう。万が一制限がかかってしまった場合は、少し時間をおいて再度実行してみるとよい。なお複数回ダウンロードを実行しても、ツイートがデータベースへ重複登録されることはない。

 そのほか、本ソフトは簡易的な検索機能の備えているのも特長。ローカル上にデータがあるため、検索速度も非常に高速だ。過去のツイートを掘り起こしたい場合に重宝するだろう。

【著作権者】
mohammadkad 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
Test Version 3(10/04/20)

(柳 英俊)