REVIEW(11/06/14)

癖なくシンプルな動画・音声のロスレス編集ソフト「Machete Video Editor Lite」

WMV/AVI形式の動画ファイルおよびWMA/WAV形式の音声ファイルに対応

「Machete Video Editor Lite」v3.7「Machete Video Editor Lite」v3.7

 「Machete Video Editor Lite」は、動画ファイルや音声ファイルのロスレス編集が可能なソフト。Windows 2000/XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトを利用すると、指定した音声・動画ファイルの選択部分のカット・コピー・削除のほか、別のファイルとして抜き出して保存したり、既存のファイルを挿入することが可能。編集はキーフレーム単位でしかできないが、品質を損なうことなく編集できるので、CMのカットなどに便利だろう。

 ユーザーインターフェイスも癖がなく使いやすい。基本的にスライダーのドラッグで選択範囲を指定して、各種編集ボタンを押せばよい。キーフレーム単位の位置へジャンプできるボタンをうまく利用すると、編集作業がはかどるだろう。

メタタグの編集機能なども備えるメタタグの編集機能なども備える

 そのほか、指定したフレームをBMP形式の画像ファイルとして保存する機能や、ジャンルや説明といった付加情報(メタタグ)を編集する機能などを備えている。

 なお、本ソフトが対応するファイルは、WMV/AVI形式の動画ファイルおよびWMA/WAV形式の音声ファイルのみとなっているので注意。MP4/FLV/MP3といったほかの形式のメディアファイルを編集したい場合は、有償の上位版「Machete」を利用する必要がある。同ソフトは14日間無償で試用可能で、価格は19.95ドルとなっている。

【著作権者】
MacheteSoft
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.7(11/05/16)

(柳 英俊)