REVIEW(12/08/08)
Adobe社製では初となるオープンソースの英文フォント集「Source Sans Pro」
“SIL Open Font License”を採用し、商用・改変・再配布も可能
「Source Sans Pro」は、Adobe社がオープンソースで公開している英文フォント集。Windows 2000/XP/Vista/7に対応するTrueType/OpenTypeフォントで、“SourceForge”のプロジェクトページからダウンロードできるほか、“Google Web Fonts”などからWebフォントとして利用することも可能。
アルファベット、数字、記号を収録し、“ExtraLight”から“Black”までの6段階のウエイトが用意され、それぞれレギュラーとイタリックに対応している。字体は「News Gothic」と「Franklin Gothic」を参考にしたオーソドックスなサンセリフとなっており、字体での特長は小文字の“g”が二段構造になっていることくらいだろう。
本フォント集で最大の特長は字体デザインではなく、オープンソースというライセンスと、作者がAdobe社であること。ライセンスは“SIL Open Font License”を採用しており、フォントそのものを販売しない限りは商用・非商用も問わず、改変や再配布も認められている。ただし、派生版などは同ライセンスのもとで配布しなければならない。
お詫びと訂正:記事初出時、ライセンス関連について、一部正確ではない内容がございました。お詫びして訂正いたします。
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.033(12/07/31)