レビュー
明朝体の古風な味わいも醸し出す日本語フォント「ほのか丸ゴシック」
「源柔ゴシック」の派生版、「IPAex明朝」を組み合わせた姉妹フォントも公開中
(2014/10/20 17:22)
「ほのか丸ゴシック」は、オリジナルの仮名と「源柔ゴシック」を合成した日本語フォント。Windows 95以降などに対応するTrueTypeフォントで、作者のWebサイトからダウンロードできる。商用なども含め、あらゆる条件で無償利用することが可能。
オリジナルデザインのひらがなとカタカナに、「源柔ゴシック」の漢字や英数字などを合成している。「源柔ゴシック」は「Source Han Sans(源ノ角ゴシック)」の派生版であり、オフィスソフトでの使用に最適化された丸ゴシック体だ。
仮名文字の流れるような画線は明朝体そのもので、毛筆体を思わせるアートな造りが特徴。しかし、ウロコなどの装飾は省略され、画線の角が丸い。そのため、丸ゴシック体の「源柔ゴシック」と組み合わせたときの様子はポップでありながらも、やさしく古風な雰囲気も醸し出す。
作者のWebサイトではほかにも、「ほのか丸ゴシック」の仮名文字を完全な明朝体へと変身させた上で、「IPAex明朝」と合成した「ほのか明朝」も公開されている。
ソフトウェア情報
- 「ほのか丸ゴシック」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated、M+ FONTS PROJECT、MM 氏、HONOKA Project
- 【対応OS】
- Windows 95以降など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.10(14/10/04)