レビュー

マルチモニター環境でそれぞれに異なるデスクトップ壁紙を割り当て「Wallpaper Welder」

モニターの配置状況に合わせた1枚の大きな画像を作成してデスクトップ壁紙へ

「Wallpaper Welder」v1.0.0

 「Wallpaper Welder」は、マルチモニター環境向けのデスクトップ壁紙を作成できるツール。Windows XP/Vista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトを利用すると、マルチモニター環境でそれぞれのモニターに異なるデスクトップ壁紙を割り当てることが可能。起動するとモニターの配置状況を1/4サイズで再現したウィンドウが現れるので、それぞれのモニターへ画像ファイルをドラッグ&ドロップして[Apply wallpaper]ボタンを押せば、本ソフトが画像をモニターの配置状況に合わせて大きな一枚の画像に“溶接(Welder:溶接機)”し、デスクトップの壁紙へと設定してくれる。

 画像の表示方法も各モニターごとに設定が可能。画像の右クリックメニューから[Scale image(モニターの高さに合わせて縦横比を維持して拡大)]、[Center image(モニターの中央に原寸大で表示)]、[Stretch image(モニターに合わせて拡大)]の3つから選択できる。また、画像の代わりに背景色を設定することも可能。たとえばメインモニターにだけ壁紙を表示して、ほかのモニターには何も表示せず背景色のみにするといったことも実現できる。

8つのモニターで動作テスト済み(作者サイトより引用)

 作者によると、最大8つのモニターで正常に動作することが確認しているとのこと。編集部にて動作保証外のWindows 8.1で動作を確認したところ、モニターの配置によっては正しい画像が出力できなかったが、初期状態のモニター配置ならば問題なく利用できるようだ。

ソフトウェア情報

「Wallpaper Welder」
【著作権者】
Jody Holmes 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.0.0(13/12/26)

(樽井 秀人)