杜のAndroid研究室

第212回

ゴルフのスコアを簡単に記録・管理できる「GOLFGEAR」

ゴルフ場を選んで最大4人分のスコアを記録でき、ナビ機能も備える

 『杜のAndroid研究室』では、スマートフォン向けOS“Android(アンドロイド)”をテーマに、窓の杜スタッフが厳選したアプリなどを紹介していく。今回は、ナビ機能を備えたゴルフスコア管理アプリ「GOLFGEAR」に焦点を当て、その使い方と機能を紹介しよう。

全国2,000以上のゴルフコースに対応したスコア管理アプリ

「GOLFGEAR」

 「GOLFGEAR」は、ゴルフのスコアをタップ操作で簡単に記録し、管理できるアプリ。全国2,000以上のゴルフコースに対応し、ゴルフ場を選択して、自分と同伴者の最大4人分のスコアやパット数などを記録することが可能。また、ホールの方角や使用するクラブを把握できるナビゲーション機能や、コース戦略を事前に検討できるシミュレーション機能も備えている。

 ラウンド記録を作成するときは、起動画面上部で[ラウンド]ボタンをタップし、次の画面で左下にある[ラウンド作成]ボタンをタップしよう。ゴルフ場を検索して選択し、プレイ日とイベント名を設定できるほか、次に表示される“コース設定”画面では、天気や風の状態、開始ホール、グリーンを選択可能。さらに、各ホールに“ドラコン賞”または“ニアピン賞”を設定することもできる。

起動画面の[ラウンド]ボタンからラウンドの記録を作成可能
ゴルフ場を検索して選択し、プレイ日やイベント名を設定できる

 “コース”設定画面の下部では、参加するプレイヤーの名前を最大4人まで登録でき、同伴者の名前を日本語入力アプリで直接入力できるほか、9桁の数字の“プレイヤーID”を入力して本アプリのユーザーを招待することが可能。本アプリのユーザーを登録すると、“スコア自動リンク”機能によって、ラウンド記録のデータが同期され、相手のスコア入力などを代行できる仕組み。次の画面で右上の[ラウンド]ボタンをタップすれば、スコアなどの入力や確認ができる“ラウンド”画面を表示可能だ。

天気や開始ホールなどを選択し、同伴者の名前を登録しよう
各ホールに“ドラコン賞”“ニアピン賞”を設定できる

自分と同伴者のスコアを入力し、途中順位を確認可能

[スコア入力]タブで各プレイヤー右側の[スコアパット]ボタンをタップすると、スコアを入力できる

 “ラウンド”画面はタブ切り替え型となっており、スコアの入力は[スコア入力]タブから行える。[スコア入力]タブでは、上部の三角形ボタンをタップしてホールを切り替え、各ホールの距離やパーの数字、“ドラコン賞”“ニアピン賞”の設定を確認可能。さらに、各プレイヤーの右側にある[スコアパット]ボタンをタップすれば、“スコアパット入力”画面を表示できる。

 “スコアパット入力”画面では、登録した最大4人のプレイヤーのスコアを一度に入力でき、[バーディー][パー][ボギー][ダブルボギー]などのボタンをタップするだけの簡単な操作で各プレイヤーのスコアを入力可能。また、各プレイヤーのパット数などの入力も行える。画面下部の[確定]ボタンをタップすれば、入力を確定して“ラウンド”画面に戻ることが可能だ。

 途中のホールまでスコアを入力すると、“ラウンド”画面の[スコア入力]タブでは、各プレイヤーの現時点でのトータルスコアや、入力したデータから分析された最終予想スコアを確認することが可能。また、画面上部で[リーダーボード]タブを選択すると、現時点での各プレイヤーの順位を確認できる。

 なお、複数組に分かれてラウンドを回る場合、各グループが本アプリでそれぞれスコア入力することで、全グループのスコアを集計し、[リーダーボード]に全体順位を表示することもできる。2組目以降のグループが登録を行う際に、起動画面の[ラウンド]ボタンから表示される画面で右下の[組を作成]ボタンをタップし、1組目の“イベントコード”の数字を入力すれば、複数組のスコアを集計することが可能だ。

“パー”や“ボギー”などのボタンをタップし、4人分のスコアを一度に入力可能
[リーダーボード]タブで途中順位を確認でき、複数組の順位も集計できる

ナビ機能で方角や使用するクラブを確認できる

目標地点をスワイプで指定し、使用するクラブやパワーの割合を把握可能

 “ラウンド”画面の右下で[ナビ]タブを選択すると、現在選択しているホールの地図を表示可能。[ナビ]タブでは、自分がいま向いている方角を地図上に表示して把握できるほか、次に目標とする地点をスワイプして指定することで、どのクラブを使って、どのくらいのパワーで打てばよいのかを確認できる。

 また、ショットを打った地点の位置情報を登録することで、“ドライビングディスタンス”(飛距離)を計測し、データを蓄積していくことも可能だ。

 そのほか、“ラウンド”画面右上の[スコアカード]ボタンをタップすると、全プレイヤーの全ホールのスコアを一覧できるスコアカードを表示でき、画像として保存することもできる。

スコアカードで全ホールの結果を一覧することが可能

シミュレーション機能でコースの事前学習も可能

 起動画面で[ラウンド履歴]ボタンをタップして表示される画面では、プレイした各ラウンドの個別の記録を確認できるほか、自分の直近6カ月や1年間の成績を確認したり、全国平均と比較することが可能。

 また、起動画面で[シミュレーション]ボタンをタップして表示される画面からは、ゴルフ場を選択してコースを事前に学習することができる。[ナビ]タブと同様に、画面をスワイプして目標地点を指定し、クラブやパワーの割合を把握しながらコース戦略を検討できるほか、テレビのゴルフ中継を見ながらコースをシミュレーションするといった使い方も可能だ。

プレイしたラウンドの個別の記録のほか、自分の年間成績なども確認できる
シミュレーション機能でコースを事前に学習することが可能
「GOLFGEAR」
【著作権者】
(株)セガ
【対応OS】
Android 4.0以降
【ソフト種別】
フリーソフト(期間限定)
【バージョン】
1.1.1(14/09/26)

(ライターズハイ:鈴木 友博)