いまさら聞けないExcelの使い方講座

【Excel】日付から曜日を自動計算する便利ワザ

 Excel(エクセル)は、仕事や普段の生活で使う機会の多い、最も身近なアプリケーションのひとつです。しかし、「イマイチよくわからないまま使っている」「実は少し苦手……」という人も多いのではないでしょうか? この連載では、いまさら人に聞けないけど、知っていれば必ず役に立つ、Excelを使いこなすためのノウハウを紹介します。

予定表を作るとき曜日を毎回調べるのは非効率的

 Excelで予定表を作るとき、日付だけでなく曜日も入れた方が、見やすく使いやすいものになります。しかし、日付に対応する曜日をいちいち調べるのは時間がかかって効率が悪いです。なにより面倒です。

 そこで今回は、セルに入力した日付を基に、別のセルに曜日を表示するテクニックを紹介します。

セルの書式設定で日付を基にして曜日を表示する

 日付が入力された予定表に曜日を表示する列を追加する例で考えてみましょう。

 この例では、A列に5月1日から5月15日までの日付(①)が入力されています。

 セルB3に「=A3」(②)と入力し、[Enter]キーを押します(③)。この数式は、「セルA3と同じ内容を表示する」という意味です。

 セルB3に、セルA3と同じ日付「5月1日」(④)が表示されました。

 [Enter]キーを押すとセルB4が選択された状態になるので、もう一度セルB3(⑤)をクリックして選択します。[ホーム]タブの[数値]グループの右下にある矢印のアイコン(⑥)をクリックします。

 次に[セルの書式設定]ダイアログボックスの[表示形式](⑦)タブから、[分類]の[ユーザー設定](⑧)をクリックします。[種類]の入力欄に「aaa」(⑨)と入力し、[OK](⑩)をクリックします。

 セルB3の表示内容が日付から曜日に変わり、「月」(⑪)と表示されました。

セルをコピーすれば同じ書式設定を他のセルにも適用できる

 複数のセルに対して1つ1つ書式設定を変更するのは手間がかかります。セルの書式設定は、セルをコピーすれば他のセルにも自動で適用されます。

 セルB3をクリックして選択し、セルの右下に表示されるフィルハンドル(■)にマウスポインターを合わせると、マウスポインターの形が十字に変わります(①)。

 十字のマウスポインターをセルB17までドラッグします(②)。

 ドラッグを止めると、5月2日から5月15日までの曜日がB列に表示されます(③)。

 セルB3に入力した数式が書式設定とともにセル範囲B4:B17にコピーされ、結果としてそれぞれの日付に対応する曜日が表示されたというわけです。

 B列の幅が少し広いので、列の幅を調整しましょう。B列とC列の境界にマウスポインターを合わせると、マウスポインターの形が変わります(④)。この状態でダブルクリック(⑤)します。

 セルの表示内容に合わせ、列の幅が自動で調整されて狭くなりました(⑥)。

 これで、予定表としてより見やすいものに整えることができました。

 なお、[セルの書式設定]ダイアログボックスの[種類]の入力欄に「aaa」ではなく、「m"月"d"日("aaa")"」と入力すると、日付と曜日を1つのセルに併せて表示する(⑦)ことができます。過去の記事『【Excel効率化】3日ごと、毎月10日、毎週月曜……コツコツ入力は面倒! エクセル時短テク3選』で解説した方法なので、興味があれば参照してください。

セルの書式設定を変更すれば曜日の表示も簡単!

 今回は、入力済みの日付から自動で曜日を算出して表示するテクニックを紹介しました。

 曜日が必要となる表を作成する機会は少なくないので、ぜひこのテクニックを活用して、予定表などの作成にかかる時間を短縮して作業効率を上げてください。