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「LibreOffice 24.8.7 Community」が公開 ~「LibreOffice 24.8」系の最終リリース
「LibreOffice 25.2」シリーズへの移行を
2025年5月9日 09:10
The Document Foundationは5月8日(中央ヨーロッパ時間)、「LibreOffice 24.8.7 Community」を公開した。「LibreOffice 24.8」シリーズ最後のマイナーリリースとなる。
「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。オープンなドキュメント仕様「Open Document Format」(ODT、ODS、ODP)をサポートするほか、「Microsoft Office」とも高い互換性をもつ。
「LibreOffice」には既存機能の改善に注力した安定(Still)版「LibreOffice 24.8」と、テクノロジー愛好家やパワーユーザーを対象とした最新(Fresh)版「LibreOffice 25.2」があるが、今回リリースされた「LibreOffice 24.8.7」は前者にあたる。
なお、「LibreOffice 24.8」は、2025年6月中旬に製品のライフサイクル終了(EOL:End of Life)を迎える。そろそろ「LibreOffice 25.2」への移行を検討したい。「LibreOffice 25.2」シリーズの最新版は先日リリースされた「LibreOffice 25.2.3」で、3回のマイナーアップデートを経て安定性が向上している。「ODF 1.4」対応をはじめとする最新機能も利用可能だ。