【Excel】資料の欄外に社名やページ番号を印刷したい！　エクセルでヘッダーやフッターを印刷するテク

ヘッダーに社名を表示する

　表とグラフを作成したワークシート（①）の上部欄外に、社名が印刷されるようにしてみましょう。

　普段Excelを操作するときに使う標準の表示モードでは、ヘッダーやフッターは表示されません。［表示］タブ（②）の［ページレイアウト］（③）をクリックします。

　ワークシートがページレイアウトビューで表示され、上部にヘッダーの領域が表示されたことが確認できました（④）。

　ページレイアウトビューは、印刷範囲の確認に便利な表示モードです。ページレイアウトビューで表示したときに、グラフが用紙の幅からはみ出てしまうときは、印刷の設定を見直して、1枚の幅に収まるようにしておきましょう。

　ヘッダーとフッターは、それぞれ左・中央・右の3つに分かれています。今回は、右側のヘッダーに社名を入力しましょう。右側のヘッダー（⑤）をクリックし、社名を入力します。

　入力が完了したあと、ワークシート内のセル（ヘッダーではないところ）（⑥）をクリックすると、入力した内容が確定されます（⑦）。画面上のどのセルをクリックしても構いません。

　これで、ヘッダーに社名を印刷できるようになりました。

フッターにページ番号を表示する

　次に、フッターにページ番号を表示しましょう。先ほどのワークシートを下にスクロールして、フッターを表示しておきます。今回は、中央のフッターにページ番号が表示されるようにします。中央のフッター（①）をクリックします。

　次に［ヘッダー/フッターツール］の［デザイン］タブ（②）→［ページ番号］（③）をクリックします。この［デザイン］タブは、普段は表示されていませんが、ヘッダーやフッターを編集するときに表示されます。

　中央のフッターに、「&[ページ番号]」（④）と表示されます。ページ番号を設定したのに「1」「2」といった数字が表示されないので心配になる方がいるかも知れませんが、これで大丈夫です。

　ヘッダーのときと同様に、ワークシート内の任意のセル（⑤）をクリックすると、フッターにページ番号（⑥）が表示されます。

　この設定をしておけば、資料が2ページ以上にわたる場合も、すべての用紙にページ番号が連番で表示されます。

ヘッダーやフッターを活用して使いやすい資料を作ろう

　今回は、印刷時にヘッダーとフッターに社名やページ番が印刷されるように設定する方法を解説しました。

　社名やページ番号などの情報が資料に印刷されていれば、会議で資料を配布して内容を説明する際に使いやすく、会議後の整理もしやすくなりますよね。

　ちょっとした工夫で資料をぐんと使いやすくできるヘッダーやフッターを、業務でぜひ活用してください。